モニエル瓦屋根塗装の費用・工程を徹底解説|工事前に知っておきたいポイント
2026.05.28 (Thu) 更新
練馬区・板橋区にお住まいの皆様こんにちは!
練馬区地域密着・板橋区地域密着の屋根リフォーム工事・雨漏り工事・防災専門店おひさまルーフ ブログ更新担当です。
今回は『モニエル瓦の屋根塗装・工事について』です。

「そろそろ屋根のメンテナンスが必要かも」と感じながらも、何から調べればいいのか分からず、なんとなく後回しにしていませんか?
モニエル瓦は1970〜90年代に多くの住宅で使われた屋根材ですが、現在では製造が終了しており、適切なメンテナンスを行える業者が限られています。
さらに、表面のスラリー層を正しく処理しないまま塗装を行うと、数年で塗料が剥がれてしまうというリスクも抱えています。
つまり、モニエル瓦の屋根塗装は「業者選び」と「正しい工程」が何より重要な工事なのです。
この記事では、モニエル瓦の屋根塗装を検討している方に向けて、工事の流れ・費用相場・塗料の選び方・信頼できる業者の見つけ方まで、工事前に知っておくべきポイントをまとめて解説します。
まずは基本的な知識を身につけて、後悔のない屋根工事の第一歩を踏み出しましょう。
目次
モニエル瓦とはコンクリートを主原料とした洋風屋根瓦

初めに、モニエル瓦とはどのような屋根なのか基礎知識を解説します。
モニエル瓦の特徴と構造
モニエル瓦とは、コンクリートを主原料とした洋風屋根瓦のことです。
表面にはスラリー層と呼ばれる着色セメントペーストが塗布されており、独特の風合いと色彩を出しています。
構造上の特徴は以下のとおりです。
- 本体:砂・セメント・水を混合したコンクリート製
- スラリー層:表面に塗られた着色セメントペースト
- 形状:S字・F型・和形など洋風デザインが豊富
このうち「スラリー層」が、モニエル瓦の塗装工事で最も注意が必要なポイントです。
経年劣化によって表面が粉状に剥がれやすいため、塗装前に必ず除去する必要があります。
セメント瓦・スレート瓦との違い
モニエル瓦と混同されやすい屋根材に、セメント瓦とスレート瓦があります。
それぞれの違いを整理しておきましょう。
|
項目 |
モニエル瓦 |
セメント瓦 |
スレート瓦 |
|
主原料 |
コンクリート |
セメント |
繊維・セメント |
|
スラリー層 |
あり |
なし |
なし |
|
厚み |
厚い |
やや厚い |
薄い |
|
形状 |
立体的・洋風 |
フラット系が多い |
フラット |
|
塗装の難易度 |
高い |
普通 |
普通 |
モニエル瓦とセメント瓦・スレート瓦との最大の違いは、スラリー層の有無です。
セメント瓦やスレート瓦にはスラリー層がないため、通常の塗装工事で対応できます。
一方、モニエル瓦はスラリー層を適切に処理しないと塗料が密着せず、短期間で剥がれてしまうため、専門知識を持つ業者への依頼が必須です。
モニエル瓦が使われていた時代と普及背景

モニエル瓦は、1970年代〜1990年代にかけて日本で広く普及しました。
この時期は住宅建設ラッシュの時代であり、洋風住宅ブームの波に乗る形でモニエル瓦の需要が急速に拡大しました。
しかし、2000年代以降はスラリー層の劣化による塗装トラブルが相次いだことや、より軽量で高性能な屋根材が普及したことで、新築への採用はほぼなくなりました。
現在ではモニエル瓦の製造・販売が終了しており、同じ製品への葺き替えができない状況にあります。
築20〜30年を迎えたモニエル瓦屋根は、そろそろ本格的なメンテナンスのタイミングといえます。
塗装か葺き替えか?工事の選び方

モニエル瓦の屋根工事を検討する際、まず判断すべきなのが「塗装で済むのか、それとも葺き替えが必要なのか」という点です。
工事の種類によって費用や工期に大きな差が出るため、現状の屋根の状態をしっかり把握することが重要です。
塗装で対応できるケース
モニエル瓦が以下のような状態であれば、塗装工事で対応できる可能性が高いです。
- 色あせ・変色がある:表面の塗膜が劣化しているが、瓦本体に損傷はない
- スラリー層の粉化が軽度:触ると粉がつく程度で、瓦の強度は保たれている
- コケ・藻が発生している:高圧洗浄と塗装で改善できるケースが多い
- ひび割れが軽微:部分的な小さなひび割れはコーキング処理で補修可能
- 築年数が比較的浅い:築15〜20年程度で定期メンテナンスとして行う場合
塗装する場合でもモニエル瓦特有のスラリー層除去が必要なため、必ず専門業者に依頼することが前提となります。
葺き替え・カバー工法を検討すべきケース
塗装ではなく葺き替えやカバー工法を選択すべきケースもあります。
状態によっては塗装で誤魔化しても根本的な解決にならず、かえって費用がかさむ場合があるためです。
葺き替えを検討すべき状態は以下のとおりです。
- 瓦の割れ・欠けが多数ある:部分補修では追いつかないほど損傷が広がっている
- 雨漏りが発生している:防水機能が著しく低下しており、塗装では対処できない
- 瓦のズレ・浮きが目立つ:下地(野地板・防水シート)にも劣化が及んでいる可能性がある
- 築25年以上が経過している:スラリー層の劣化が進み、塗料の密着が期待できない
- 過去に塗装を繰り返している:塗り重ねによって瓦本体の状態が悪化している
葺き替えではなくカバー工法を選択できるケースもあります。
カバー工法とは既存の瓦の上から新しい屋根材を被せる工法です。
既存瓦の撤去・処分費用が不要なため、葺き替えよりもコストを抑えられます。
ただし、屋根が二重になることで建物への荷重が増す点には注意が必要です。
耐震性を考慮した上で、専門家に判断を仰ぎましょう。
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モニエル瓦の劣化を放置するとどうなる?

「まだ大丈夫だろう」と屋根の劣化を放置してしまうと、被害が拡大し修繕費用が大幅に膨らむリスクがあります。
早期発見・早期対処が、結果的に最もコストを抑える方法です。
屋根の防水機能が失われると、雨水が建物内部へ浸入し始めます。
そのまま放置すると、下地の野地板が腐食し、さらには柱や梁といった構造部分にまでダメージが及びます。
最終的には建物全体の耐久性・耐震性が低下し、大規模なリフォームが避けられない状況になりかねません。
モニエル瓦は築20年を超えると劣化が加速しやすい屋根材です。
「おかしいな」と感じたら放置せず、早めに専門業者による無料点検を活用することをおすすめします。
モニエル瓦の屋根塗装に適した塗料の選び方

モニエル瓦の塗装工事で使用する塗料は、種類によって耐久性・機能性・費用が大きく異なります。
そこで、それぞれの塗料の特徴を理解した上で自分の住宅に合った塗料を選ぶことが重要です。
シリコン塗料・フッ素塗料・遮熱塗料の比較
シリコン塗料・フッ素塗料・遮熱塗料の違いをまとめると、以下のとおりです。
|
塗料の種類 |
耐久年数 |
費用目安(1㎡) |
こんな方に向いている |
|
シリコン塗料 |
10〜15年 |
2,000〜3,000円 |
コストを抑えたい方 |
|
フッ素塗料 |
15〜20年 |
3,000〜4,500円 |
長期耐久性を重視する方 |
|
遮熱塗料 |
10〜15年 |
2,500〜4,000円 |
夏の暑さ・光熱費を抑えたい方 |
シリコン塗料は現在、屋根塗装で最も広く使われているスタンダードな塗料です。
耐久性とコストのバランスが良く、多くの住宅で採用されています。
フッ素塗料は耐久性を最優先に考える方に向いた高性能塗料です。
初期費用は高めですが、塗り替えサイクルが長くなるため、長期的なコスト削減につながります。
遮熱塗料は近年人気が高まっている機能性塗料です。
太陽光の熱を反射する特殊顔料を含んでおり、屋根表面の温度上昇を抑える効果があります。
耐久年数とコストのバランスで選ぶポイント
塗料選びで失敗しないためには、「初期費用だけで判断しない」ことが大切です。
耐久年数とトータルコストを合わせて考えることで、本当にお得な選択ができます。
例えば、ライフプランから逆算して以下のように考えることができます。
- 10年以内に売却・建て替えを検討している場合:シリコン塗料で十分。費用を抑えつつ最低限の美観・防水性を維持する
- 15〜20年以上住み続ける予定の場合:フッ素塗料が長期的にお得。塗り替え回数が減り、足場代などのコストも節約できる
- 光熱費の削減も同時に図りたい場合:遮熱塗料+フッ素ベースの組み合わせが理想的
見積もりを取る際は、なぜその塗料を勧めるのか理由を明確に説明してもらいましょう。
複数社から相見積もりを取り、塗料の種類・単価・使用量を比較することが、失敗しない塗料選びの第一歩です。
モニエル瓦の屋根塗装・工事業者の選び方

ここでは、数ある屋根塗装・工事業者の中から優良な業者を選ぶ方法を解説します。
見積書で確認すべき項目
見積書は業者の誠実さと技術力を見極める重要な書類です。
内容が曖昧な見積書を提出してくる業者は、後から追加費用を請求してきたり、手抜き工事をするリスクがあります。
見積書を受け取ったら、以下のポイントを必ず確認しましょう。
- 工事項目が細かく記載されているか
- 使用する塗料の種類・メーカー・品番が明記されているか
- 塗料の使用量が適切か
- 保証内容が明記されているか
- 複数社で相見積もりを取る
最低でも3社以上から見積もりを取ることをおすすめします。
金額だけでなく、工事内容・塗料の品質・保証内容を比較することで、適正価格と工事の質を見極めることができます。
悪徳業者に騙されないための注意点
屋根塗装は高額な工事であるため、残念ながら悪質な業者によるトラブルが後を絶ちません。
特にモニエル瓦は専門知識が必要な屋根材であるため、知識の少ない施主を狙った悪徳業者が近づいてくるケースもあります。
悪徳業者の以下の手口には注意が必要です。
- 飛び込み営業で不安を煽る
- 異常に安い見積もりを提示する
- 「今日中に決めれば割引」と急かしてくる
- 契約後に高額なキャンセル料を請求する
訪問販売での契約は、クーリングオフ制度(契約から8日以内) が適用されます。
契約後に不安を感じた場合は、速やかにクーリングオフを行使しましょう。
屋根塗装は一度施工すれば10〜20年にわたって建物を守る重要な工事です。
焦らず、複数の業者をしっかり比較した上で、信頼できる業者を選びましょう。
今すぐやるべき?屋根工事のタイミングと費用・業者選びの全まとめ
まとめ|モニエル瓦の塗装工事は専門業者への依頼が鉄則

モニエル瓦の屋根塗装は、スラリー層の除去などの専門的な工程が必要です。
築20年以上のモニエル瓦屋根は、外見上は問題なく見えても、内部で劣化が進んでいるケースが少なくありません。
「まだ大丈夫」と放置するほど、修繕費用は膨らんでしまいます。
まずは専門業者による無料点検を活用して、現在の屋根の状態を正確に把握することから始めましょう。
正しい知識を持った上で信頼できる業者に依頼することが、建物を長く守る最善の選択です。
地域密着だからこそできる、即対応やアフターフォローに自信があります。
アフターフォローの充実したおひさまルーフだからこそ多くの練馬区、板橋区のお客様にお選び頂いております。
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