瓦屋根の漆喰工事とは?費用相場・劣化のサインと失敗しない補修方法を解説
2026.08.11 (Tue) 更新
練馬区・板橋区にお住まいの皆様こんにちは!
練馬区地域密着・板橋区地域密着の屋根リフォーム工事・雨漏り工事・防災専門店おひさまルーフ ブログ更新担当です。

今回は『漆喰工事ってどんな工事? 瓦屋根にお住まいの方 漆喰工事で屋根の健康を』です。
瓦屋根のお手入れについて考えたことはありますか?
「瓦屋根はメンテナンスが不要」という話を聞いたことがある方も多いかもしれません。
確かに瓦そのものは非常に耐久性が高い建材ですが、実は瓦屋根を守るために欠かせない部分があります。
それが「漆喰(しっくい)」です。
漆喰は瓦と瓦の間を埋めて、雨水の侵入を防ぎ、瓦のズレを防止する重要な役割を担っています。
しかし、この漆喰は時間とともに劣化し、10~15年程度で補修が必要になることがほとんどです。
本記事では、瓦屋根の漆喰工事について、費用相場・劣化のサイン・失敗しない補修方法をプロの視点から詳しく解説します。
「最近屋根が気になっている」「漆喰工事って何?」という方は、ぜひ参考にしてください。
目次
漆喰工事の種類と費用相場・工期の目安

瓦屋根の漆喰工事には、大きく分けて2つの種類があります。
劣化の程度によって、どの工事が必要かが変わってきます。
ここでは、それぞれの工事内容と費用相場、工期の目安をご説明します。
① 漆喰詰め直し工事(費用:約3,000円〜5,000円/m)
漆喰詰め直し工事は、劣化した漆喰を剥がし、新しい漆喰を詰め直す工事です。
棟(屋根の頂上部分)の漆喰が部分的に剥がれたり、ひび割れが見られたりする場合に行われます。
この工事は比較的軽度の劣化に対応するもので、既存の瓦を活かしながら漆喰のみを交換します。
工期は棟の長さにもよりますが、1~2日程度が目安です。
例えば、棟の長さが30mの場合、単価3,500円で計算すると、材料費だけで約105,000円となります。
これに足場費用や職人の工賃が加わるため、全体では12~33万円程度が相場となっています。
ただし、屋根の広さや劣化範囲によって金額は大きく変動しますので、複数の業者から見積もりを取ることをお勧めします。
② 棟瓦取り直し(積み直し)工事(費用:約15,000円〜20,000円/m)
棟瓦取り直し工事は、劣化が進んだ場合に行われる工事です。
既存の棟瓦を一度すべて取り外し、下地の土台から作り直して、瓦を再度積み上げる工事になります。
漆喰詰め直しでは対応できないほど劣化が進んでいる場合、棟瓦がズレている場合、または棟全体が歪んでいる場合に必要になります。
この工事は漆喰詰め直しよりも手間がかかるため、費用も高くなります。
棟の長さ30m×単価18,000円で計算すると、約540,000円となり、足場費用を含めると60~66万円程度が相場です。
工期は2~5日程度かかることが多く、屋根の状態によってはさらに長くなる場合もあります。
近年は、従来の土を使う「湿式工法」に加えて、ビスで固定する「乾式工法」も採用されており、耐久性がより高い工法も選択できるようになっています。
漆喰工事に「足場」は必要?足場費用の考え方
漆喰工事を行う際、多くの場合「足場」が必要になります。
足場とは、職人が安全に作業するために屋根の周りに組む仮設の構造物です。
足場費用は屋根の広さや形状によって異なりますが、一般的には20~30万円程度が相場です。
ここで重要なポイントは、「足場費用を含めた総額で判断する」ということです。
漆喰詰め直しだけなら足場なしで対応できる場合もありますが、安全性と作業効率を考えると、足場を組むことが推奨されます。
複数の工事を同時に行う場合(例えば、漆喰工事と外壁塗装を同時に行う)は、足場を共有できるため、1つの工事だけを行うよりも総額が割安になることもあります。
見積もりを取る際は、足場費用が含まれているかどうかを必ず確認しましょう。
台風や大雪による破損は「火災保険」が適用できる場合も
台風や大雪などの自然災害によって漆喰が破損した場合、火災保険が適用される可能性があります。
火災保険は「火災」だけでなく、風災(台風など)や雪災も補償対象に含まれているからです。
ただし、保険が適用されるには重要な条件があります。
まず、被害が発生してから3年以内に保険請求を行う必要があります。
また、経年劣化による破損は保険の対象外となるため、「台風で漆喰が剥がれた」という明確な原因が必要です。
保険の申請手順としては、被害の写真を撮影し、保険会社に連絡して調査を依頼します。
その後、修理業者の見積もりを提出して、保険金の支払い判定を受けます。
保険金が支払われれば、自己負担を大幅に減らして工事を進めることができます。
「最近台風で屋根が被害を受けた」という方は、一度保険会社に相談してみることをお勧めします。
漆喰工事の施工手順(工法・工程の流れ)

漆喰工事がどのような流れで進むのか、施工手順を知ることで、工事の内容をより深く理解できます。
ここでは、一般的な漆喰詰め直し工事の施工手順をご説明します。
1. 足場の設置と屋根の点検
工事の最初のステップは、安全に作業するための足場を組むことです。
足場が完成したら、職人が屋根に上がり、漆喰の劣化状況を詳しく点検します。
この段階で、漆喰詰め直しで対応できるのか、それとも棟瓦取り直しが必要なのかを最終判断します。
点検時に追加の補修が必要と判明した場合は、施主に報告して対応方法を相談します。
2. 劣化した漆喰の除去
既存の漆喰を専用の工具を使って丁寧に剥がしていきます。
この作業は、新しい漆喰をしっかり密着させるために非常に重要です。
古い漆喰が残っていると、新しい漆喰が剥がれやすくなるため、完全に除去する必要があります。
除去した漆喰は産業廃棄物として適切に処理されます。
3. 下地の清掃と準備
漆喰を除去した後、下地となる瓦や土台をきれいに清掃します。
ほこりや古い漆喰の粉が残っていると、新しい漆喰の密着性が低下するため、丁寧に清掃することが大切です。
必要に応じて、下地の補強や調整も行われます。
4. 新しい漆喰の詰め直し
準備が完了したら、新しい漆喰を詰めていきます。
漆喰は、石灰と砂を混ぜた材料で、職人が手作業で丁寧に詰めていきます。
漆喰の厚さや形状は、既存の瓦の形に合わせて調整されます。
この作業には技術が必要で、経験豊富な職人による施工が品質を大きく左右します。
5. 乾燥と養生
漆喰を詰めた後は、十分な乾燥時間が必要です。
通常、3~7日程度の養生期間を設けて、漆喰が完全に硬化するのを待ちます。
この期間中は、雨が降らないことが理想的です。
乾燥が不十分だと、漆喰が剥がれやすくなるため、焦らず十分な時間をかけることが重要です。
6. 足場の撤去と最終確認
漆喰が完全に乾燥したら、足場を撤去します。
撤去前に、施工内容が仕様通りに完成しているか、最終確認を行います。
漆喰の色合い、形状、密着状況などをチェックして、問題がなければ工事完了となります。
自分で補修できる?DIYでの漆喰工事をおすすめしない3つの理由

「漆喰工事は自分でできないか」と考える方もいるかもしれません。
確かに、小さなひび割れ程度なら、DIY用の補修材を使って対応することも理論上は可能です。
しかし、屋根の漆喰工事は、プロに任せることを強くお勧めします。
ここでは、DIYをおすすめしない3つの理由をご説明します。
理由1:高所作業による安全リスク
屋根は地上から数メートル以上の高さにあり、転落のリスクが非常に高い場所です。
プロの職人でも、安全帯を装着し、足場を組んで作業を行います。
DIYで屋根に上がることは、重大な事故につながる可能性があります。
特に、雨の日や風の強い日は、滑りやすく危険性が増します。
自分の命を守るためにも、高所作業はプロに任せるべきです。
理由2:漆喰の品質と耐久性の問題
漆喰は、単に「石灰と砂を混ぜたもの」ではなく、適切な配合と施工技術が必要な材料です。
配合の比率が間違っていたり、施工方法が不適切だったりすると、すぐに剥がれてしまいます。
プロの職人は長年の経験から、季節や気候に応じた最適な施工方法を知っています。
DIYで施工した漆喰は、数ヶ月で剥がれることも珍しくありません。
結果として、後からプロに修理してもらう羽目になり、かえって費用がかかることもあります。
理由3:隠れた劣化を見落とす可能性
屋根の漆喰が剥がれている場合、その下に隠れた劣化がないか確認する必要があります。
例えば、棟瓦がズレていたり、下地の土が流出していたりする場合があります。
プロの職人は、点検時にこうした隠れた問題を発見し、適切な対応を提案します。
DIYで漆喰だけを詰め直しても、根本的な問題が解決されていなければ、すぐに同じ問題が再発します。
長期的に屋根を守るためには、プロによる正確な診断と施工が不可欠です。
失敗しない!信頼できる漆喰工事専門業者の選び方

漆喰工事は、業者選びが非常に重要です。
悪質な業者に依頼してしまうと、不要な工事を勧められたり、施工品質が低かったりする可能性があります。
ここでは、信頼できる業者を選ぶためのポイントをご説明します。
複数の業者から見積もりを取る
最初から1社に決めるのではなく、必ず複数の業者から見積もりを取りましょう。
3社以上から見積もりを取ることで、相場を把握でき、不当に高い見積もりを見分けることができます。
見積もりを比較する際は、単に金額だけでなく、工事内容の詳細も確認することが大切です。
「漆喰詰め直し」と書かれているだけでなく、棟の長さ、単価、足場費用などが明記されているか確認しましょう。
地域密着型の業者を選ぶ
地域密着型の業者は、その地域の気候や建物の特性をよく理解しています。
また、施工後に問題が発生した場合も、すぐに対応してくれる可能性が高いです。
大手チェーン店よりも、地元で長年営業している業者の方が、信頼性が高いことが多いです。
業者のホームページやGoogleマップの口コミを確認して、実績や評判をチェックしましょう。
施工実績と資格を確認する
信頼できる業者は、過去の施工実績を積極的に公開しています。
ホームページに施工事例が掲載されているか、施工前後の写真があるかを確認しましょう。
また、職人が適切な資格を持っているか(例えば、瓦葺き技能士など)も重要なポイントです。
資格がない業者でも優良な業者はいますが、資格があることは一つの信頼の指標になります。
詳しい説明と丁寧な対応
見積もり時に、業者がどの程度詳しく説明してくれるかも重要です。
「なぜこの工事が必要なのか」「どのような施工方法を採用するのか」を、初心者にもわかりやすく説明してくれる業者は信頼できます。
逆に、説明が曖昧だったり、質問に答えてくれなかったりする業者は避けた方が無難です。
また、見積もり後の対応の速さや丁寧さも、業者の姿勢を判断する材料になります。
悪質な訪問販売・飛び込み営業にご注意!
「屋根が傷んでいますよ」と突然訪問してくる営業業者には、十分注意が必要です。
こうした訪問販売業者の中には、不要な工事を勧めたり、相場より大幅に高い金額を提示したりする悪質な業者が含まれています。
特に、「今すぐ工事しないと危険」「今月中なら割引」といった急かす営業トークは、詐欺の典型的な手口です。
訪問販売の業者には、その場で契約せず、「一度検討します」と丁寧にお断りしましょう。
その後、自分で信頼できる業者を探して、見積もりを取ることをお勧めします。
もし、既に契約してしまった場合は、クーリングオフ制度を利用できる可能性があります。
契約から8日以内であれば、理由を問わず契約を解除できますので、消費者センターに相談してみてください。
漆喰工事で瓦屋根の健康を守るために

瓦屋根を災害から守り長持ちさせるためには、漆喰の定期的な点検と早めの補修が欠かせません。
費用相場や施工手順、業者の選び方を把握し、適切なメンテナンスを行いましょう。
少しでも屋根に不安がある方は、まずはプロの無料点検を活用してみることをおすすめします。
瓦屋根の漆喰点検・工事なら練馬区・板橋区のおひさまルーフへ
瓦屋根の漆喰工事は、屋根全体の耐久性を守るために非常に重要な工事です。
しかし、費用や施工方法、業者選びなど、判断すべきポイントが多く、初心者にとっては難しい判断が求められます。
「屋根が気になっているけど、何をしたらいいかわからない」「見積もりの内容が妥当かどうか判断できない」という方は、ぜひ一度プロに相談してみてください。
株式会社ジューテクノ(屋号:おひさま美装)は、東京都練馬区・板橋区を中心に、瓦屋根の点検・補修工事を行っている地域密着型の業者です。
2011年の創業以来、多くのお客様の屋根を守ってきた実績があります。
当社の職人は、瓦屋根の構造を熟知しており、劣化の原因を正確に診断します。
見積もりは無料で、初心者にもわかりやすく、丁寧に説明いたします。
「屋根の漆喰が気になる」「最近屋根から音がする」「台風で被害を受けた」など、どのようなご相談でも構いません。
外壁塗装のことなら、おひさま美装にお気軽にご相談ください。
無料の屋根点検で、お客様の屋根の現状を正確にお伝えします。






無料診断依頼






