漆喰工事ってどんな工事? 瓦屋根にお住まいの方 漆喰工事で屋根の健康を
2026.04.25 (Sat) 更新
練馬区・板橋区にお住まいの皆様こんにちは!
練馬区地域密着・板橋区地域密着の屋根リフォーム工事・雨漏り工事・防災専門店おひさまルーフ ブログ更新担当です。
今回は『漆喰工事ってどんな工事? 瓦屋根にお住まいの方 漆喰工事で屋根の健康を』です。

「うちの屋根は瓦だから大丈夫!」そう思っていませんか?
確かに瓦そのものは50〜100年という長い寿命を持っていますが、瓦を支えている「漆喰(しっくい)」の寿命は約20年と、ずっと短いんです。
練馬区で屋根リフォームのご相談をいただく中で、「気づいたら漆喰がボロボロになっていた」というケースが非常に多くあります。
このページでは、漆喰工事の基本からメンテナンスのタイミングまで、わかりやすくご説明します!
目次
漆喰(しっくい)ってそもそも何?
漆喰とは、石灰石を原料にした消石灰に、海藻のりや「すさ」(わらなどを細かく切ったもの)を混ぜた塗り材のことです。
「すさ」を加えることで亀裂が入りにくくなり、のりで粘着性が生まれます。
歴史はとても古く、5,000年以上も前から世界中の建築物に使われてきました。
日本では姫路城の美しい白壁にも漆喰が使われており、伝統的な建材として今も現役で活躍しています。
💡 漆喰の主な特長
- 防水性・接着性が高く、瓦を固定する力がある
- 天然素材なので環境にやさしい
- 調湿性・耐火性にも優れている
- 施工直後は柔らかく、乾燥するにつれて硬くなる性質がある
瓦屋根における漆喰の役割と使用箇所
外壁に使うイメージが強い漆喰ですが、実は瓦屋根の最重要部位「棟(むね)」にも使われています。
普段は屋根の上に隠れているため、なかなか目にする機会がありませんよね。
| 使用箇所 | 場所の説明 | 漆喰の役割 |
|---|---|---|
| 大棟(おおむね) | 屋根の一番高い頂上部分 | 棟瓦を固定し、内部の葺き土を雨風から守る |
| 隅棟(すみむね) | 大棟から屋根の四隅に伸びる棟 | 瓦のズレを防止し、雨水の侵入をブロック |
| 面戸(めんど) | 棟瓦と平面瓦の隙間部分 | 隙間を埋めて害虫・雨水の侵入を防ぐ |
| 軒先(のきさき) | 屋根の端・軒の部分(土葺き工法の場合) | 土が流れ出ないよう固定する |
漆喰の役割をひとことでまとめると、「屋根の内部を守る最後の壁」です。
見えないところで毎日雨風・紫外線・寒暑にさらされながら、お家を守り続けています。

漆喰の寿命と劣化のサイン
瓦の耐用年数が50〜100年に対し、漆喰の寿命は約20年前後。ここに大きなギャップがあります。
「瓦屋根だから大丈夫」と思いながらも、漆喰のメンテナンスを後回しにしているお宅が練馬区でも多く見受けられます。
屋根の上のことなので、地上から目視しにくいのも見逃しやすい原因のひとつです。
| 劣化段階 | 症状 | 対応の緊急度 |
|---|---|---|
| 初期 | 表面にひび割れが発生する | やや要注意 |
| 中期 | 漆喰が欠け始め、内部の葺き土が見え始める | 早めに補修を |
| 進行期 | 漆喰が大きく剥がれ落ちる | 緊急補修が必要 |
| 末期 | 棟全体が歪み・崩壊の危険がある | 棟取り直し工事が必要 |
🔍 こんな症状があれば要確認!
- 棟の白い部分にひびや欠けが見える
- 漆喰の破片が庭や雨どいに落ちている
- 棟の一部がポコッと盛り上がったり、波打ったりしている
- 地震・台風の後に点検していない(築10〜15年以上の場合)

放置したらどうなる?劣化の進行
「少しくらいひびが入っていても大丈夫かな?」と思いがちですが、漆喰の劣化は放置するほど修理費用が大きくなる構造になっています。
⚠️ 放置した場合のリスク
①漆喰が剥がれる →
②内部の葺き土(ふきつち)が露出 →
③雨水が葺き土に浸入 →
④葺き土が流れ出て瓦がズレる →
⑤瓦の落下・雨漏りが発生 →
⑥屋根全体の補修が必要に・・・💦
葺き土はお家の基礎のような役割を果たしています。
基礎が崩れてしまうと、瓦がどれだけ丈夫でも意味がなくなってしまいます。
また、ズレた瓦同士がぶつかって割れたり、そこから雨水が侵入して雨漏りにつながったりと、被害は連鎖的に広がっていきます。
傷が浅いうちに対処すれば、漆喰の詰め直しだけで済みます。
でも放置してしまうと、棟全体の取り直し工事が必要になり、費用は大幅にアップしてしまうんです。

漆喰工事の種類と費用の目安
漆喰工事は劣化の状態によって、大きく2種類に分かれます。どちらが必要かは現地調査をしないと判断できませんが、目安として知っておくと安心です。
| 工事の種類 | 対象の状態 | 費用の目安 | 工期の目安 |
|---|---|---|---|
| 漆喰 詰め直し工事 | ひび割れ・軽微な剥がれ | 約3,000円/m | 1日程度 |
| 棟瓦 取り直し工事 (積み直し工事) |
葺き土が崩れている・ 棟が歪んでいる・ズレが大きい |
約15,000円/m | 3〜5日程度 |
※上記は目安の費用です。屋根の大きさ・形状・劣化の程度によって異なります。
正確な費用は現地無料調査のうえ、お見積りにてご確認ください。
💡 火災保険が使えるケースも!
台風や大雪など自然災害が原因の漆喰劣化であれば、火災保険の補償対象になる場合があります。
「経年劣化だから保険は関係ない」と思い込まず、まずはご相談ください。
業者選びのポイント
漆喰工事は屋根の上での作業なので、信頼できる業者に依頼することが何より大切です。悪質な訪問業者も残念ながら存在しますので、以下のポイントを参考にしてみてください。
| 確認ポイント | 理由 |
|---|---|
| 地域密着の業者か |
地元の気候・建物の特性を知っており アフターフォローもしやすい |
| 施工実績が豊富か |
漆喰工事の経験が少ない業者も存在するため 実績の確認は必須 |
| 工事中の写真を撮ってくれるか |
屋根上の作業はお客様が直接確認できないため、 写真記録があると安心 |
| 見積もりが詳細か |
「一式」だけの見積もりは要注意。 項目ごとの明細があるか確認を |
| 自社施工か | 下請けに丸投げする業者は品質管理がしにくいため要確認 |
⚠️ 突然の訪問営業には要注意!
「通りがかりに見たら屋根が危なかった」などと言って突然訪ねてくる業者には十分気をつけましょう。
不安をあおって高額工事を迫るケースも報告されています。点検や相談は、ご自身で信頼できる業者を探して依頼するのが安心です。



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