屋根カバー工法と葺き替え工事の違いを徹底比較!費用・耐久性と失敗しない選び方
2026.07.30 (Thu) 更新
練馬区・板橋区にお住まいの皆様こんにちは!
練馬区地域密着・板橋区地域密着の屋根リフォーム工事・雨漏り工事・防災専門店おひさまルーフ ブログ更新担当です。

今回は『屋根カバー工法と葺き替え工事の違い』です。
屋根のリフォームを検討するとき、「屋根カバー工法」と「葺き替え工事」という2つの選択肢があることをご存知でしょうか。
どちらも屋根を新しくする工事ですが、施工方法・費用・工期・耐久性が大きく異なります。
「安いほうを選べばいい」と思われるかもしれませんが、実は屋根の状態によって最適な工法が決まるのです。
この記事では、屋根カバー工法と葺き替え工事の違いを詳しく比較し、あなたの家に本当に必要な工事がどちらなのかを判断するための基準をお伝えします。
後悔しない屋根リフォームを実現するために、ぜひ最後までお読みください。
目次
ひと目でわかる!屋根カバー工法と葺き替え工事の比較表

屋根カバー工法と葺き替え工事の基本的な違いを、一覧表でまとめました。
この表を見ることで、両者の特徴が一目瞭然です。
費用・工期・耐久性・屋根の重量などの基本比較
屋根リフォームを選択する際、最も気になるのが費用と工期、そして長期的な耐久性です。
以下の比較表は、実際の施工事例や業界の相場データをもとに作成しています。
坪数や屋根の状態によって変動することもありますが、一般的な目安として参考にしてください。
| 項目 | 屋根カバー工法 | 葺き替え工事 |
|---|---|---|
| 費用相場(30坪) | 70~150万円 | 120~220万円 |
| 1㎡あたりの単価 | 8,000~15,000円 | 12,000~20,000円 |
| 工期 | 7~10日程度 | 14~21日程度 |
| 耐用年数 | 20~25年 | 30~40年 |
| 屋根の重量増加 | あり(既存屋根の上に新屋根を重ねる) | なし(既存屋根を撤去して新しい屋根に交換) |
| 下地補修費 | 不要(既存下地を活用) | 必要(野地板などの交換・補修) |
| 廃材処分費 | 少ない(既存屋根を残すため) | 多い(既存屋根と下地を撤去) |
| 対応できる屋根材 | スレート屋根、金属屋根(瓦屋根は不可) | すべての屋根材に対応 |
| 雨漏り対応 | 軽度の場合のみ対応可 | 下地腐食まで含めて完全対応 |
屋根カバーの具体的な費用相場については、以下の記事もご参照ください。
屋根カバー工法の費用相場はいくら?坪数別の価格目安と安く抑えるコツ
屋根カバー工法(重ね葺き)の特徴とメリット・デメリット

屋根カバー工法は、既存の屋根を活かしながら新しい屋根を重ねる工法です。
費用と工期を抑えられることが最大の特徴ですが、適用できる条件が限られています。
ここでは、カバー工法の仕組みとメリット・デメリットを詳しく解説します。
屋根カバー工法とは?メリット・デメリットと失敗しない屋根リフォームの選び方
既存の屋根を残して費用と工期を抑える仕組み
屋根カバー工法は、既存の屋根材(スレートや金属屋根など)をそのまま残し、その上に新しい屋根材(主にガルバリウム鋼板などの金属屋根)を重ねる工法です。
既存屋根を撤去する手間と廃材処分費がかからないため、葺き替え工事よりも大幅に費用を削減できます。
また、撤去作業がないぶん工期も短くなり、生活への影響を最小限に抑えることができるのです。
ただし、既存屋根の下地(野地板)が健全な状態であることが施工の前提条件となります。
カバー工法の主なメリット(低コスト・短工期・生活への影響が少ない)
屋根カバー工法には、以下のような大きなメリットがあります。
- 費用が安い:既存屋根の撤去と廃材処分がないため、葺き替え工事よりも50~70万円程度安くなることが多いです。
- 工期が短い:撤去作業がないため、工期は7~10日程度で完了します。葺き替え工事の半分以下の期間で済みます。
- 生活への影響が少ない:工期が短いため、騒音やホコリの発生期間も短くなり、近隣への迷惑も最小限に抑えられます。
- 断熱性・遮音性が向上:屋根が二重構造になることで、夏の暑さや冬の寒さ、外部の騒音が軽減される傾向があります。
- アスベスト飛散防止:古い屋根材にアスベストが含まれている場合、撤去しないため飛散のリスクがありません。
これらのメリットから、費用を抑えたい、工期を短くしたいというご家庭に、カバー工法は非常に人気があります。
カバー工法の注意点(屋根重量の増加・下地腐食時は施工不可)
カバー工法には大きなメリットがある一方で、注意すべき点もあります。
- 屋根が重くなる:既存屋根の上に新屋根を重ねるため、屋根全体の重量が増します。建物の耐震性に若干の影響が出る可能性があり、特に古い木造住宅では構造計算が必要な場合もあります。
- 下地腐食時は施工不可:既存屋根の下にある野地板(下地板)が腐食していたり、雨漏りで内部が傷んでいたりする場合、カバー工法は施工できません。この場合は葺き替え工事が必須となります。
- 屋根の状態が確認できない:既存屋根を残すため、施工後に下地の劣化が進行していても気づきにくくなります。
- 選べる屋根材に制限がある:カバー工法は軽い屋根材(ガルバリウム鋼板など)に限定されます。日本瓦など重い屋根材には対応できません。
- 屋根勾配の制限:屋根の傾斜が緩すぎる場合(3寸未満)、水はけが悪くなるため施工できないことがあります。
カバー工法を選択する際は、事前に屋根の下地状態を専門家に診断してもらうことが非常に重要です。
葺き替え工事の特徴とメリット・デメリット

葺き替え工事は、既存の屋根材と下地をすべて新しく交換する工法です。
費用と工期はカバー工法より大きくなりますが、屋根を根本から新しくするため、長期的な安心が得られます。
ここでは、葺き替え工事の仕組みとメリット・デメリットを詳しく説明します。
屋根材と下地をすべて新しく取り替える仕組み
葺き替え工事は、既存の屋根材を完全に撤去し、その下にある野地板(下地板)やルーフィング(防水シート)も新しく交換する工法です。
屋根の内部まで新しくするため、雨漏りや下地の腐食といった問題を根本から解決できます。
工事の流れは、既存屋根の撤去→下地の補修・交換→新しいルーフィングの施工→新屋根材の施工となります。
手間がかかる分、費用と工期は増えますが、屋根全体を新しくするため、その後20~30年は大きなメンテナンスが不要になるというメリットがあります。
葺き替えの主なメリット(下地の補修・新屋根への変更・耐震性の向上)
葺き替え工事には、以下のような大きなメリットがあります。
- 下地の問題を完全に解決:野地板やルーフィングが傷んでいる場合、それらをすべて新しく交換するため、雨漏りや腐食の問題を根本から解決できます。
- 屋根材を自由に選べる:カバー工法と異なり、和瓦から軽量の金属屋根への変更など、屋根材の選択肢が広がります。
- 耐用年数が長い:葺き替え工事の耐用年数は30~40年と、カバー工法の20~25年より長いため、長期的には経済的です。
- 屋根が軽くなる可能性:重い和瓦から軽いガルバリウム鋼板に変更すれば、屋根の重量が減り、耐震性が向上します。
- 屋根全体を新しくできる:屋根の内部まで新しくするため、その後のメンテナンスが少なくて済みます。
特に、築30年以上の家や、雨漏りが発生している家では、葺き替え工事が最適な選択となることが多いです。
葺き替えの注意点(費用が高い・工期が長い・廃材処分費がかかる)
葺き替え工事には、以下のような注意点があります。
- 費用が高い:既存屋根の撤去、下地の補修・交換、新屋根の施工と、工程が多いため、カバー工法よりも50~70万円以上高くなることが一般的です。
- 工期が長い:撤去から新屋根の施工まで、14~21日程度の工期が必要です。その間、騒音やホコリが発生します。
- 廃材処分費がかかる:既存屋根と下地を撤去するため、廃材の処分費が別途かかります。
- 生活への影響が大きい:工期が長く、騒音やホコリが多く発生するため、近隣への配慮が必要です。
- 下地補修費が予測しにくい:既存屋根を撤去してみないと、下地の傷み具合がわからないため、追加費用が発生する可能性があります。
葺き替え工事を検討する際は、複数の業者から見積もりを取り、下地補修費の詳細を確認することが大切です。
わが家はどっち?失敗しない選び方の判断基準

屋根カバー工法と葺き替え工事のどちらを選ぶかは、費用の安さだけで判断してはいけません。
あなたの家の屋根の状態、築年数、今後の住まい方によって、最適な工法が決まります。
ここでは、具体的な判断基準をお伝えします。
屋根カバー工法が向いているケース
以下のような条件に当てはまる場合は、屋根カバー工法が最適な選択です。
- 築20年前後で下地に大きな傷みがない:屋根材は劣化していても、野地板などの下地がまだ健全な状態であれば、カバー工法で十分です。
- 費用をできるだけ抑えたい:初期費用を最小限に抑えたいというご家庭に、カバー工法は最適です。
- スレート屋根または金属屋根である:カバー工法は軽い屋根材に限定されるため、既存屋根がスレートや金属屋根であることが条件です。
- 雨漏りがない、または軽度である:雨漏りが発生していない、または軽度の場合は、カバー工法で対応できます。
- 今後10~15年程度の住まいを想定している:カバー工法の耐用年数は20~25年ですが、その間に再度リフォームが必要になる可能性があります。
葺き替え工事が向いているケース
以下のような条件に当てはまる場合は、葺き替え工事が最適な選択です。
- 築30年以上が経過している:築30年以上の家では、屋根材だけでなく下地も傷んでいる可能性が高いため、葺き替え工事が推奨されます。
- 雨漏りが発生しており下地まで腐食している:下地が腐食している場合、カバー工法は施工できません。葺き替え工事で下地から新しくする必要があります。
- 日本瓦(和瓦)から軽量屋根に変えたい:和瓦は重いため、耐震性を向上させるために軽い屋根材への変更を検討している場合は、葺き替え工事が必須です。
- 今後30年以上住む予定である:葺き替え工事の耐用年数は30~40年と長いため、長期的には経済的です。
- 屋根の下地状態が不明である:屋根の下地がどの程度傷んでいるか不明な場合は、葺き替え工事で全体を新しくすることで、安心が得られます。
屋根カバー工法と葺き替えの費用相場の詳細

屋根リフォームの費用は、坪数や屋根の状態によって大きく変動します。
ここでは、実際の施工事例をもとに、坪数別・面積別の費用相場を詳しく解説します。
工事ごとの概算費用比較(坪数・面積別)
以下の表は、一般的な住宅の屋根リフォーム費用の目安です。
実際の費用は、屋根の形状、勾配、使用する屋根材、地域によって異なりますので、複数の業者から見積もりを取ることをお勧めします。
| 坪数 | 屋根面積(㎡) | カバー工法 | 葺き替え工事 | 費用差 |
|---|---|---|---|---|
| 20坪 | 約60㎡ | 48~90万円 | 72~120万円 | 24~30万円 |
| 30坪 | 約90㎡ | 72~135万円 | 108~180万円 | 36~45万円 |
| 40坪 | 約120㎡ | 96~180万円 | 144~240万円 | 48~60万円 |
| 50坪 | 約150㎡ | 120~225万円 | 180~300万円 | 60~75万円 |
上記の費用には、足場代(15~20万円程度)、材料費、施工費が含まれています。
ただし、下地補修が必要な場合は、追加費用が発生することがあります。
特に葺き替え工事では、既存屋根を撤去してから下地の状態が判明するため、見積もり時点では予測できない追加費用が発生する可能性があります。
このため、複数の業者から見積もりを取り、詳細な内訳を確認することが重要です。
屋根の状態に合わせた最適な工事を選ぼう

屋根カバー工法と葺き替え工事は、どちらが優れているわけではなく、あなたの家の屋根の状態によって最適な工法が決まります。
費用だけで判断して、後から後悔することのないよう、屋根の下地状態、築年数、雨漏りの有無などを総合的に判断することが大切です。
迷ったときは、必ず専門家に屋根診断を依頼し、正確な情報をもとに判断してください。
屋根は家を守る最も重要な部分です。
長期的な視点で、あなたの家に最適な工事を選択してください。
おひさま美装にご相談ください
屋根カバー工法と葺き替え工事のどちらを選ぶべきか、判断に迷われていませんか?
株式会社ジューテクノ(おひさま美装)は、東京都練馬区・板橋区を中心に、屋根リフォームの実績が豊富です。
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