瓦屋根の葺き替え工事を解説!!②
2025.04.04 (Fri) 更新
練馬区にお住まいの皆様こんにちは!
練馬区地域密着の屋根リフォーム工事・雨漏り工事・防災専門店おひさまルーフ ブログ更新担当です。
今回は『瓦屋根の葺き替え工事を解説!!②』です。
今回のブログは前回のブログと同じく、瓦屋根の葺き替え工事についてお話させていただきます。
瓦屋根の場合、 「メンテナンス不要」と言われていることで特に見ることができないので知らず知らずのうちに劣化が進んでしまいます。
瓦屋根の皆様は、参考にしてメンテナンスを前向きに検討してください✨✨
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目次
瓦屋根の葺き替え工事の手順
瓦屋根の葺き替え工事は、屋根の寿命を延ばし、住まいを守るために重要な作業です。
今回は、具体的な工事の流れを詳しくご紹介します。
1. 既存の瓦を撤去する
まず、古い瓦を丁寧に撤去します。瓦は1枚あたりの重量が重く、不用意に落下させると事故の原因になるため、並べて整理しながら慎重に作業を進めます。
棟瓦(屋根の頂上部分)も解体し、その中に詰まっている土も取り除きます。
この段階で、雨水が浸入した跡があるかを確認し、下地の状態をチェックします。
2. 垂木の取り付け
下地の強度を高めるために、新しい垂木を取り付けます。
垂木を適切に配置することで、屋根の骨組みを補強し、長持ちする屋根を作るための基礎を整えます。
3. 野地板の増し張り
屋根全体を支える役割を持つ野地板(のじいた)を新しく張ります。
今回は、構造用合板12mmを使用し、屋根の躯体にしっかりと釘で固定します。
これにより、屋根の強度が大幅に向上します。
また、新しく張った野地板の下には空間ができ、通気層となるため換気性能も向上します。
これにより、屋根の内部に湿気がこもりにくくなり、カビや腐食の防止につながります。
4. ルーフィング工事(防水シートの設置)
野地板の上に、防水紙(改質アスファルトルーフィング)を貼ります。
この防水シートは、屋根材の隙間から侵入する雨水を防ぐ重要な役割を果たします。
ルーフィングは、軒先(屋根の下部)から棟(屋根の頂上)に向かって重ね貼りしていきます。
こうすることで、雨が入り込みにくい構造となり、雨漏りのリスクを大幅に軽減できます。
5. 屋根材の設置
防水シートの上から、新しい屋根材を設置します。
この貼り付ける屋根材にも様々な種類があります。
近年の屋根材の主流は、スーパーガルテクトかと思われます。
スーパーガルテクトは、
-
断熱材が入っており、遮熱性・断熱性に優れている
-
軽量で、瓦の約1/10の重さ(1㎡あたり約5kg)
-
25年間の穴あきメーカー保証付き という特徴があります。
この屋根材を使用することで、家全体の耐久性が向上し、地震や台風などの自然災害に強い屋根を実現できます。
6. 貫板と棟板金の設置
棟(屋根の頂部)に貫板(ぬきいた)を設置し、その上から専用の棟板金を取り付けます。
棟部分は雨漏りが発生しやすい箇所のため、慎重に施工し、防水処理を施します。
この工程をしっかり行うことで、長期間安心して住める屋根になります。
7. 屋根葺き替え工事の完了
すべての作業が完了すると、新しい屋根が完成します。今回は、ガルバリウム鋼板を使用したことで、
・軽量で家の負担を軽減
・遮熱性が向上し、夏の暑さを和らげる
・耐久性が高く、メンテナンスの頻度が減る
といったメリットが得られました。
葺き替え工事が完了したことで、雨漏りの心配もなくなり、お客様にもご満足いただけました。
瓦屋根の葺き替えは定期的に検討を
屋根は住まいを守る大切な部分ですが、経年劣化により必ず傷んできます!!
特に以下のような症状が見られた場合は、葺き替え工事を検討するタイミングです。
- 瓦が割れている、ズレている
- 雨漏りの跡がある
- 屋根の下地が傷んでいる
- 築30年以上経過している
今回ご紹介したように、屋根の葺き替え工事は慎重な手順を踏みながら行われます。
屋根の状態を定期的にチェックし、早めに対策をすることで、大切な家を長く快適に保つことができます。
もし屋根の状態が気になる方は、お気軽に屋根専門業者へご相談ください!
葺き替え工事をした後もメンテナンスが必須!!
瓦屋根からガルバリウム鋼板屋根に葺き替え工事を行った後、どんなメンテナンスが必要なのかも事前に知っておくと安心ですよね。
日常のメンテナンス
日常生活の中で自分でできるメンテナンス方法としては、水をかけて汚れを落とす方法が一般的です。
高圧洗浄機で汚れを吹き飛ばすといった手間は不要で、ホースを使って軽く水をかける程度で十分です。特に普段雨がかかりにくい箇所を重点的に確認してあげましょう。
しかし屋根の上に上がっての清掃は危険なので絶対にやめてください。
もしよく見えない場所で気になる点があれば専門業者までお問い合わせください。
塗装によるメンテナンス
耐久性が高いとはいえ、ガルバリウム鋼板屋根にも耐用年数があります。
ガルバリウム鋼板の耐用年数は基本的に30年、こまめにメンテナンスをしていれば40年と言われますが、海沿いにある住宅の場合は潮風の影響でどうしても錆が発生しやすくなりますから、意識して点検頻度を増やした方がいいでしょう。
ガルバリウム鋼板の屋根は定期的に塗装を行うことで長持ちさせることができます!
ただし、塗料も経年劣化していくため、塗装を繰り返すメンテナンスには限界があります。
経年とともに下地のルーフィングも劣化が進行していきますので、葺き替えて20年を目安に改めて屋根葺き替えや屋根カバー工法等の工事を検討してみましょう。