その雨漏り実は「板金」が原因!?
2025.06.07 (Sat) 更新
練馬区にお住まいの皆様こんにちは!
練馬区地域密着の屋根リフォーム工事・雨漏り工事・防災専門店おひさまルーフ ブログ更新担当です。
今回は『その雨漏り実は「板金」が原因!?』です。
今回は雨漏り対策に欠かせない「板金(ばんきん)」の役割とその劣化によるリスクについて詳しくお話します。
「雨漏り」と聞くと、「屋根がボロボロになっているのかな…?」と想像する方も多いと思います。
確かに屋根材の破損や劣化も原因の一つですが、実は見落とされがちなのが「板金」の劣化です。
今回は、そんな雨漏りの隠れた原因「板金」に注目し、その劣化が引き起こすリスクと防ぐためのポイントをお伝えします!
目次
【練馬区 屋根雨漏り工事】板金ってなに?実は屋根の弱点を守ってくれている大事な存在!
「板金ってそもそも何?」と思った方も多いかもしれません。
実は、板金とは屋根の脆い部分を保護し、雨水の侵入を防いでくれる重要なパーツなんです。
特に、屋根には「雨仕舞(あまじまい)」と呼ばれる、雨水をスムーズに外へ逃がすための工夫が施されています。
その「雨仕舞」の仕上げとして取り付けられるのが「板金」なのです。
屋根には次のような種類の板金があります。
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棟板金(むねばんきん):屋根のてっぺん部分の継ぎ目を覆う板金
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谷どい板金:屋根の谷状のくぼみに取り付けて雨水を集める役割
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雨押え板金:壁と屋根の接合部などの雨水が入りやすい場所を保護
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軒先板金:屋根の先端部分に取り付けられる板金
これらの板金があるおかげで、雨が降っても水が屋根内部に入り込まず、家の構造を守ってくれているのです。
しかし、この板金も年月とともに劣化してしまい、雨漏りの原因になることがあるのです。
【練馬区 屋根雨漏り工事】雨漏りのリスクを高める板金の劣化症状とは?
① 築10年以上経っている家は要注意!
特に注意が必要なのが、築10年以上経過しているお宅です。
屋根の上にある「棟板金」は、釘で固定されていますが、太陽の熱で板金が膨張・収縮を繰り返すことで、釘が少しずつ緩んできます。
この状態を放置すると…
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強風や台風のときに棟板金が飛んでしまう
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板金が浮いて雨水が侵入する
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屋根材や下地、防水シートが腐食し始める
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最終的には屋根全体を葺き替える大掛かりな工事が必要になる
という流れになってしまうのです。
「釘が抜けてるだけでしょ?」と軽く見ていると、修理費用が何十万円にも膨れ上がる可能性があります。
② 板金のサビも見逃せない!
近年では「ガルバリウム鋼板」などのサビに強い素材が使われていますが、それでもサビはゼロにはなりません。
特に、次のような状況では注意が必要です。
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海に近い地域で塩害を受けやすい
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雨どいなどにゴミが溜まり、水はけが悪い
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長年メンテナンスしていない
サビが進行すると、板金がもろくなり穴が空いてしまうことも・・・。
そうなる前に、サビ止め塗装や部分補修で早めに対処することが大切です。
【練馬区 屋根雨漏り工事】雨漏り対策は「防水工事」と「点検」がカギ!
「板金の劣化が怖い…どうすればいいの?」
そんな方におすすめなのが、定期的な点検と防水工事です。
練馬区でも、梅雨や台風の前には「屋根点検」や「防水工事」のご依頼が増えます。
専門業者による点検では、屋根に上って以下のような点をチェックします。
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棟板金や谷板金の浮き・外れ
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釘の緩みや抜け落ち
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サビの発生状況
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雨どいの詰まりや破損
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防水シートの劣化状況
これらを総合的に見たうえで、必要な補修や防水工事を行うことで雨漏りを未然に防ぐことができます。
【練馬区 屋根雨漏り工事】放置すると屋根の「屋根の葺き替え工事」にまで発展するかも…
板金の劣化を放置したまま雨漏りを続けてしまうと、屋根全体が傷んでしまい、「葺き替え工事」が必要になります。
これは屋根材をすべて撤去して新しくする大掛かりな工事で、費用も100万円以上かかります!!
そうなる前に、定期点検と小さなメンテナンスで大切なお住まいを長持ちさせましょう。
【練馬区 屋根雨漏り工事】練馬区で雨漏りが心配なら、まずは「板金チェック」を!
雨漏り対策というと、つい「屋根材の張り替え」や「防水工事」を思い浮かべがちですが、
実はもっとも見逃されやすいのが屋根の板金部分です。
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棟板金の釘抜け
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板金のサビ
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経年劣化による浮きや破損
こういったトラブルは、小さな異変から始まります。
少しでも「おかしいな?」と感じたら、まずは専門の雨漏り業者に点検を依頼しましょう。