屋根のメンテナンスを怠ると雨漏りに!屋根塗装の必要性を分かりやすく解説
2025.05.21 (Wed) 更新
練馬区にお住まいの皆様こんにちは!
練馬区地域密着の屋根リフォーム工事・雨漏り工事・防災専門店おひさまルーフ ブログ更新担当です。
今回は『屋根のメンテナンスを怠ると雨漏りに!屋根塗装の必要性を分かりやすく解説』です。
「屋根塗装って本当に必要なの?」「雨漏りを防ぐためには何をすればいいの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
普段、私たちが意識することの少ない屋根。でも実は、家を風雨や紫外線から守ってくれている“縁の下の力持ち”的な存在です。
しかし、その屋根のメンテナンスを怠ってしまうと、気がついたときには雨漏りが発生していた…なんてことも。
この記事では、屋根塗装の重要性や塗装を怠った場合のリスク、そして雨漏りを防ぐために必要なポイントについて詳しく解説していきます。
屋根や外壁の塗装を検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
なぜ屋根塗装が必要なのか?
屋根塗装には、以下のような大切な役割があります。
◎防水機能を高める
屋根塗装は、屋根材の表面に防水層を作る役割があります。
この防水層があることで、雨水の侵入を防ぎ、家の内部に水が入らないように守ってくれているのです。
特に日本のような湿気が多く、台風や豪雨が頻繁に起こる地域では、防水性の維持がとても重要になります。
◎屋根材の保護
屋根は毎日、強い日差しや風、雨、雪などにさらされています。
塗装がしっかりされていれば、屋根材自体が紫外線や酸性雨から守られ、長持ちするのです。
逆に、塗装が剥がれてしまうと、屋根材が直接ダメージを受けやすくなり、劣化が早まってしまいます。
◎美観を保つ
屋根は家の印象を決める大事なパーツ。塗装によってツヤや色が整っていれば、家全体が明るくきれいに見えます。
外観の印象アップにもつながりますし、資産価値にも影響します。
屋根塗装を怠ると、どうなる?
「今は特に問題ないから」と屋根のメンテナンスを後回しにしていると、次のようなリスクが出てきます。
雨漏りの発生
塗装が劣化すると、防水機能が弱まり、屋根材の隙間から雨水が侵入してしまいます。
最初は小さなシミ程度だった雨漏りも、放っておくと天井や壁の内部にまで広がり、カビや腐食の原因になることも…。
屋根材の破損や腐食
塗装が剥がれた状態のままだと、屋根材がむき出しになります。
その結果、ひび割れ(クラック)や欠けが起きやすくなり、そこから水が染み込んで屋根全体が腐ってしまうケースもあります。
修繕費用が高額になる
小さな不具合の段階でメンテナンスをすれば、費用も抑えられます。
しかし、劣化が進行してしまうと、屋根全体の修理や葺き替えが必要になり、費用が数十万円〜数百万円になることもあるのです。
雨漏りの主な原因とは?
実際に雨漏りが発生する原因は、主に次の3つです。
1. 防水層の劣化
屋根塗装の一番の役割である防水層も、時間が経てば徐々に劣化していきます。
10年以上塗装していない場合、防水効果が弱まり、雨水が屋根内部に染み込んでしまうリスクが高まります。
2. クラック(ひび割れ)の発生
塗膜が薄くなったり剥がれたりすると、屋根材に小さなひびが入ることがあります。
このクラックが雨水の侵入経路となり、雨漏りの原因になります。
3. シーリング材の劣化
スレート屋根や金属屋根など、屋根の継ぎ目やつなぎ目に使われているシーリング材も、時間と共に劣化します。
ここが劣化してひび割れたり剥がれたりすると、水が入りやすくなり、やはり雨漏りの原因になります。
屋根塗装で雨漏りは防げる?
では、屋根塗装をきちんと行えば、本当に雨漏りを防げるのでしょうか?
答えは「はい」です!
ただし、塗装のタイミングや使用する塗料の種類にも気をつける必要があります。
高耐久塗料を選ぼう
フッ素塗料やシリコン塗料など、高耐久な塗料は、紫外線や雨に強く、長期間防水効果を保ってくれます。
初期費用はやや高めですが、長い目で見ればメンテナンスの回数が減るためコスパが良いと言えるでしょう。
遮熱塗料もおすすめ
遮熱効果のある塗料を使うと、屋根の表面温度が抑えられ、塗膜の劣化を遅らせることができます。
さらに室内の暑さ対策にもつながるので、一石二鳥です。
メンテナンスは「10年」が目安
一般的に、屋根塗装のメンテナンス時期は10年前後が目安とされています。
塗装から10年以上経っている場合は、専門業者による点検をおすすめします。
目に見える劣化がなくても、塗膜の機能が低下していることが多いのです。
また、屋根の素材や地域の気候条件によっても劣化スピードは変わります。
特に台風や豪雨が多い地域では、もう少し早めの点検や塗り替えが安心です。
まとめ:屋根の塗装は「雨漏り防止の第一歩」
屋根のメンテナンスは、家を長く快適に保つために欠かせないものです。
とくに屋根塗装は、「雨漏りを防ぐ」「屋根材を守る」「家の美観を保つ」という大切な役割を果たしています。
メンテナンスを怠ると、雨漏りだけでなく、建物全体の劣化や高額な修繕費にもつながりかねません。
「うちはまだ大丈夫かな?」と感じている方も、塗装から10年が経過している場合や、屋根の色あせや汚れが気になる場合は、ぜひ一度専門業者に相談してみてください。
屋根は、毎日休まずあなたの家を守ってくれています。だからこそ、しっかりとメンテナンスしてあげたいですね。