台風で屋根材が剥がれた&飛ばされた時の対処方法
2025.04.12 (Sat) 更新
練馬区にお住まいの皆様こんにちは!
練馬区地域密着の屋根リフォーム工事・雨漏り工事・防災専門店おひさま美ルーフ ブログ更新担当です。
今回は『台風で屋根材が剥がれた&飛ばされた時の対処方法』です。
春が過ぎると雨が多くなり台風や暴風雨等の不安定な天候が増えて屋根材が破損してしまう不安が在りませんか❓
各地で豪雨や暴風による被害が相次ぎ、ニュースを見て「今年もまた台風が来るのか…」と不安になる方も多いことでしょう。
「もし強風で屋根が飛ばされたら…」「修理ってどうしたらいいの?」と、いざというときの対処法が分からず、不安になることもありますよね。
そこで今回は、「台風で屋根がはがれた・飛ばされたときの対処法」について、できるだけ分かりやすくお伝えします
もしものときに落ち着いて行動できるよう、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
まずは自分でできる応急処置を
台風で屋根が壊れたとき、まず気になるのが「雨漏り」。
ですが、だからといってすぐに屋根に上って修理しようとするのは絶対にNGです。
実は、屋根には防水シート(アスファルトルーフィング)が張られており、瓦やスレートが一部飛ばされたとしても、すぐに雨漏りするわけではありません。
防水シートが破れていなければ、数日〜数週間の間、雨水の侵入をある程度防いでくれるのです。
「じゃあ、自分でブルーシートをかけよう!」と思う方もいるかもしれませんが、これも注意が必要です。
屋根の上は想像以上に滑りやすく、高所での作業はとても危険。
さらに、正しくブルーシートを設置しないと、風で飛ばされてしまい、ご近所の家や電線に引っかかるなど、二次被害を引き起こすおそれもあります。
つまり、自分で屋根の応急処置をするのは、リスクが高すぎるということ。屋根の補修や点検は、必ずプロの業者にお願いしましょう。
室内の雨漏りには「自宅にあるもので応急対応」
もし、すでに雨漏りが始まってしまった場合でも、業者が来るまでの間にできる対処法はあります。
まずは、以下のようなものを用意してください
- バケツ
- 雑巾
- ブルーシートまたは新聞紙
雨漏りしている場所の床にブルーシートや新聞紙を敷き、その上にバケツを置いて水を受け止めます。
そして、バケツの中に雑巾を1枚入れておくと、水が跳ねて床に飛び散るのを防げます。
このように「あるものでできる応急対応」が大切。大掛かりな修理はできなくても、室内を守るための工夫はできます。
台風シーズンが近づいてきたら、これらの道具を事前に準備しておくと安心ですね
応急処置が逆効果になることもある?
「とにかく雨漏りを止めなきゃ!」と焦って応急処置をすると、かえって事態を悪化させてしまうこともあります。
たとえば、原因がよく分からないまま穴やひびをふさいでしまうと、水の流れ道が変わって、雨漏りが広がってしまうケースもあります。
特に、屋根に釘を打ったり、適当なテープで補修したりするのは絶対に避けてください。
また、慣れない作業中に瓦を割ってしまったり、はしごをかける位置を間違えて雨樋や外壁を壊してしまったりと、余計な修理箇所を増やしてしまうことも…。
結果的に、修理費用や工事の時間が余計にかかってしまうので、応急処置は「室内だけ」「安全にできる範囲だけ」に留めておきましょう。
次にすべきことは「専門業者に連絡する」
落ち着いて室内の応急処置をしたら、次は信頼できる屋根工事業者に連絡をしましょう。
ポイントは以下の3つ
-
被害状況を確認してもらう
-
応急処置をしてもらう
-
修理の見積書を依頼する
業者が来たら、屋根の被害を写真に撮ってもらいましょう。
もし可能なら、ご自身でも撮影しておくと、火災保険の申請時に役立ちます。
応急処置をしてもらったら、その場で「火災保険を使いたい」と伝え、見積書の発行をお願いしてください。
台風のあとには、業者や保険会社への連絡が集中し、予約が取りにくくなることもあるので、なるべく早めの対応がおすすめです。
火災保険が使える可能性も
多くの住宅では、建物に対して火災保険に加入しているはずです。
台風による屋根の破損は、火災保険の補償対象になることが多いので、保険会社にも連絡を取りましょう。
保険が適用されるかどうか、必要な書類や写真についてなど、申請の流れを早めに確認しておくと安心です。
最後に:屋根を守る一番の方法は「事前の備え」
「屋根が飛ばされたら…」という状況を想像すると、不安になるのも当然です。
でも、本当に大切なのは、
・日頃からの備えと、正しい知識を持っておくこと。
・台風が来る前に、自宅に雨漏り対策グッズを準備しておくこと。
・屋根に少しでも違和感を感じたら、早めに点検を依頼すること。
こうした積み重ねが、いざというときの被害を最小限に抑えてくれます。
少しでも不安を感じたら、無理をせず、プロに相談するのが1番です。
慌てず、落ち着いて対応していきましょう。