スレート屋根についてお伝えします~
2025.03.08 (Sat) 更新
練馬区にお住まいの皆様こんにちは!
練馬区地域密着の屋根リフォーム工事・雨漏り工事・防災専門店おひさま美ルーフ ブログ更新担当です。
今回は『スレート屋根についてお伝えします~』です。
スレート屋根のご自宅のメンテナンスでお悩みの方はいらっしゃいませんか❓
スレート屋根は比較的に安価で工事がしやすい屋根の種類になります。
だからこそ、多くのご自宅でスレート屋根を利用されています。
そこで、今回はスレート屋根のリフォーム工事についてお話させていただきます。
目次
スレート屋根の主な劣化症状
まず、スレート屋根の劣化症状をお伝えします。
この劣化症状にお心当たりがある場合、早めに屋根の専門家に相談することが大事になります。
スレート屋根の劣化症状には、以下のようなものがあります。
①ひび割れ、欠け、割れ
スレートは薄い屋根材であるため、強い衝撃や温度変化によって割れたり、ひびが入ったりすることがあります。
特に強風や飛来物、経年劣化による素材の脆弱化が原因となります。
ひび割れや欠けが発生すると、防水機能が低下し、雨漏りの原因となります。
②コケや藻の発生
スレート屋根は湿気を含みやすいため、特に日当たりの悪い北側などではコケや藻が発生しやすくなります。
これにより屋根がさらに湿気を吸収しやすくなり、劣化の進行が早まります。
コケが増えることで屋根材の表面が劣化し、塗装の剥がれや防水機能の低下を引き起こします。
③塗膜の剥がれ、チョーキング現象
スレート屋根には防水や美観を保つための塗装が施されています。
しかし、経年劣化や紫外線の影響により塗膜が剥がれたり、表面に白い粉(チョーキング現象)が発生することがあります。
これにより、防水機能が低下し、雨水の浸入リスクが高まります。
④釘の抜け、浮き
スレートを固定している釘が抜けたり浮いたりすると、スレートがずれたり最悪の場合は落下する危険性があります。
特に、台風や地震の後にこのような症状が発生しやすく、放置すると屋根全体の強度が低下する可能性があります。
⑤棟板金の劣化
棟板金は、屋根の頂上部分を覆う金属製の部材であり、雨水の侵入を防ぐ重要な役割を持っています。
しかし、長年の風雨にさらされることで錆びたり、固定している釘が抜けることがあります。
棟板金が劣化すると、そこから雨水が侵入し、屋根の内部や天井に雨漏りを引き起こす原因となります。
【練馬区 屋根工事】スレート屋根の劣化原因
スレート屋根が劣化する主な原因として、以下のようなものが考えられます。
経年劣化
スレート屋根の耐用年数は一般的に20〜30年程度とされています。
時間が経つにつれて屋根材そのものが劣化し、強度が低下するのは避けられません。
自然災害
台風、地震、大雪などの自然災害によってスレートが破損したり、釘が抜けたりすることがあります。
特に強風による飛来物の衝突や地震による揺れで屋根材に負荷がかかると、ひび割れやずれが発生しやすくなります。
施工不良
施工時に適切な工事が行われていない場合、スレート屋根の耐久性が大きく損なわれることがあります。
例えば、釘の打ち方が不適切だったり、防水処理が不十分だったりすると、劣化が通常より早く進行する可能性があります。
メンテナンス不足
定期的な点検やメンテナンスを怠ると、スレート屋根の劣化を加速させてしまいます。
特に塗装の剥がれやコケの発生を放置すると、防水性能が低下し、雨漏りや屋根材の劣化につながります。
スレート屋根の劣化対策
スレート屋根の劣化を防ぐためには、以下のような対策を行うことが重要です。
定期的な点検
専門家や専門会社に依頼し、定期的に屋根の点検を行いましょう。
特に、台風や地震の後には目視で状態を確認し、異常があれば早めに修理することが大切です。
適切なメンテナンス
劣化状況に応じて、塗装や補修を適切に行いましょう。
例えば、塗膜の剥がれが目立つ場合には再塗装を施し、コケや藻が発生している場合には専用の洗浄剤を使用してクリーニングすることが有効です。
葺き替えやカバー工法の検討
スレートの劣化が進行しすぎた場合は、葺き替えやカバー工法を検討するのも一つの方法です。
葺き替えは既存のスレートを撤去して新しい屋根材に交換する方法で、耐久性が大幅に向上します。
カバー工法は既存のスレートの上に新しい屋根材を重ねる方法で、費用を抑えつつ補強できるメリットがあります。
耐震対策の実施
地震に備えて、屋根の耐震補強を行うことも重要です。
特に古い住宅の場合、耐震診断を受け、必要に応じて補強を施しましょう。
スレート屋根のメンテナンス時の注意点
スレート屋根のメンテナンスを行う際には、以下の点に注意しましょう。
専門会社への依頼:屋根のメンテナンスは専門的な技術が必要なため、必ず実績のある専門会社に依頼する。
安全対策:高所作業は危険が伴うため、無理に自分で作業せず、プロに任せる。
費用の確認:メンテナンスには費用がかかるため、事前に見積もりを取り、適切な予算を立てる。
アスベストの確認:古いスレートにはアスベストが含まれている場合があるため、適切な処理が必要。
おひさまルーフは屋根リフォーム工事・雨漏り・防災専門店です。
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