屋根のタスペーサーってなに?
2025.03.04 (Tue) 更新
練馬区にお住まいの皆様こんにちは!
練馬区地域密着の屋根リフォーム工事・雨漏り工事・防災専門店おひさま美ルーフ ブログ更新担当です。
今回は『屋根のタスペーサーってなに?』です。
目次
【練馬区 屋根工事】タスペーサーって
「タスペーサーって何?」「自分の屋根にタスペーサーは必要?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
タスペーサーは、屋根塗装の際にスレート屋根に用いられる道具であり、縁切り作業を効率化するために多くの業者が採用しています。
本記事では、タスペーサーの特徴やメリット・デメリット、どのような屋根に使用できるのかについて詳しく解説します。
【練馬区 屋根工事】タスペーサーは必要なの❓
屋根塗装をする際、屋根材同士の隙間を確保するために「縁切り」という作業を行います。
従来の縁切り作業では、カッターや皮すきといった工具を用いて塗装後に手作業で隙間を作る必要がありました。
しかし、タスペーサーを使用することで、下塗り後に簡単に隙間を確保できるようになり、効率が大幅に向上しました。
縁切り作業の役割
屋根塗装の際、塗料によって屋根材の隙間が塞がってしまうことがあります。
縁切り作業は、この塞がった隙間を再び開けるための作業です。
隙間を確保する理由は以下の通りです。
- 内部に雨水がたまらないようにする
- 屋根内部の結露を防ぐ
雨が降った際、屋根材の重ね目から雨水が侵入することがあります。
しかし、適切な隙間があれば、侵入した雨水はスムーズに外へ排出されます。
しかし、隙間が塞がってしまうと、雨水が排出されず屋根内部にたまってしまい、雨漏りの原因となるのです。
また、結露が発生すると、屋根裏の断熱材や木材が腐食し、建物の耐久性が低下します。
縁切り作業を適切に行うことで、これらのリスクを防ぐことができます。
【練馬区 屋根工事】タスペーサーのメリット
従来の縁切り作業と比較した際のタスペーサーのメリットを4つ紹介します。
1. 屋根材を傷つける心配がない
カッターや皮すきを用いた縁切り作業では、手作業で塗膜を切るため、誤って塗装面を傷つけてしまうリスクがあります。
一方、タスペーサーは塗装後ではなく下塗り後に設置するため、塗膜を傷つける心配がありません。
2. 塗装後の屋根を汚さない
従来の縁切り作業は、塗装後の屋根に乗って作業を行うため、職人の足跡や道具の跡が残ることがありました。
しかし、タスペーサー工法では下塗り後に設置するため、完成した屋根を汚すことなく作業が可能です。
3. 塗料で屋根材が埋まる心配がない
縁切り作業は、塗装後に行われるため、完全に乾燥していない場合には再び塗膜が塞がってしまうリスクがあります。
しかし、タスペーサーを使用することで、適切な隙間を確保した状態で施工できるため、塗料による塞がりを防ぐことができます。
4. 作業期間が短縮できる
カッターを使用した縁切り作業は、1枚1枚手作業で行うため、2人作業でも丸1日かかることがあります。
一方、タスペーサーは屋根の隙間に差し込むだけの作業なので、一般住宅であれば1人作業でも2〜3時間ほどで完了し、作業日数の短縮と人件費の削減が可能です。
【練馬区 屋根工事】タスペーサーのデメリット
タスペーサーには多くのメリットがありますが、実はデメリットも存在します。
1. すべての屋根に適用できるわけではない
タスペーサーは、スレート屋根専用の道具です。
そのため、日本瓦や金属屋根には使用できません。
また、スレート屋根であっても、経年劣化が進んでいる場合にはタスペーサーの設置が適さないこともあります。
【練馬区 屋根工事】タスペーサーが必要な屋根とは?
タスペーサーを使用するべきかどうかは、屋根の状態によって異なります。
以下のポイントを参考に、タスペーサーの必要性を判断しましょう。
✅ タスペーサーを推奨する屋根
スレート屋根(カラーベスト、コロニアル)
過去に縁切り作業を行っていない屋根
雨漏り対策をしっかり行いたい場合
❌ タスペーサーが不要な屋根
瓦屋根、金属屋根
隙間が十分に確保されているスレート屋根
屋根の劣化が進みすぎている場合(施工前に補修が必要)
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